こんばんは。管理人です。
今日も静岡県乗りつぶしシリーズをお送りします。前回は大井川鐵道井川線の終着駅である井川駅に到着するところまでを紹介しています。

井川駅に停車中の普通列車千頭行きです。全列車が客車で運転されている井川線ではディーゼル機関車は必ず千頭側に連結されるので、千頭行きでは機関車が客車を牽引する形態となります。

列車の先頭になる車両には写真の「湖上駅」のほか、「せっそ」や「関の沢」など井川線の沿線をモチーフとしたヘッドマークが取り付けられます。また、機関車の運転室内からは「普通|千頭」や「井川線」などといった表示板が掲出されています。

列車の井川側に必ず連結されるのはクハ600形という車両です。これは運転席がある客車で、ディーゼル機関車やアプト式の電気機関車もこの車両のハンドル操作で制御出来るので終着駅で機関車の連結位置を変える機回しは行なわれません。

井川から一駅の閑蔵駅で下車しました。周辺には森が広がっている静かな駅です。

この駅で井川行きと千頭行きの行き違いを見られました。井川線の駅には列車の接近放送の類はありませんが、遠くから聞こえてくるカーブで車輪が軋む音で列車の接近を感じられます。

閑蔵駅で下車したのは駅前から出ている路線バスに乗車するためでした。列車の到着時間とバスの発車時間が大体リンクしていて、バスの乗務員さんが駅まで来られて乗り換え客を待ってからバスが発車するので短い乗り換え時間でも安心です。この日(12/3)は金曜日ということもあったのか、お昼前にこの駅で井川線からバスに乗り換えたのは管理人だけでした。

閑蔵駅前から2つ先の停留所となる湖上入口で下車しました。乗車したバスは大鉄アドバンスという事業者が閑蔵駅前から井川線の長島駅前を経由して千頭駅前までを運行していて、所要時間は井川線の列車よりもはるかに短いです。

湖上入口停留所で降りてからバスの進行方向とは反対に歩くとトンネルの手前で道が分かれています。この道が井川線の撮影名所である奥大井湖上駅に通ずる道です。
この後は奥大井湖上駅に発着する列車を撮影します。続きは明後日にお送りします。また見てください。
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- 2021/12/21(火) 23:05:36|
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