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banbanさんの鉄道日記

京都在住の鉄道好きが送る活動日記です。

静岡県内完乗への道(5.大井川鐵道の元東急7200系に乗る)

こんばんは。管理人です。
今日も静岡県乗りつぶしシリーズの記事をお送りします。前回の記事では12月2日の夜に静岡で宿泊して翌朝に東海道本線の列車に乗車するところまでを紹介しています。

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JRの金谷駅に隣接している大井川鐵道の金谷駅です。

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金谷駅から大井川本線の終点である千頭駅まで走破する列車は概ね1~2時間に1本程度ありますが、時間帯によっては3時間近く列車の間隔が空くところもあります。

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金谷からの運賃表です。大井川本線の金谷~千頭は39.5kmで1840円、井川線は千頭~井川が25.5kmで1340円となっていて、両線を乗り継ぐ場合には千頭駅を境に運賃を合算することになっています。そのため、全線を乗り通すと65.0kmで3180円となります。

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今回はこちらの大井川周遊きっぷを使用しました。2日用と3日用の設定があり、大井川鐵道全線に加えて路線バスの寸又峡線と閑蔵線に乗車出来て2日用は4900円ですので金谷から井川まで往復するだけでも元が取れて大変お得です。

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これから乗車する電車が到着しました。この路線で活躍する7200系は東急電鉄から青森県に存在した十和田観光電鉄に譲渡された車両で、そちらが廃線になってからしばらくして大井川鐵道に再譲渡されました。

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東急7200系は片側にしか運転席がありませんが、走行システムが単車で完結するという強みを活かして十和田観光電鉄への譲渡に際しては運転席が追設されています。改造で設置された側の前面は切妻形状になっていて、なんとなく7700系の帯を巻いた8000系の顔という印象を受けます。

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車内はワンマン関連機器の設置部分以外は東急時代の雰囲気を残しています。

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側面の行先表示は窓の内側から板を差し込む方式です。定期列車は行先の種類が少ないのでこれでも問題は無さそうです。

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追設の運転席も元からあった運転席と極力機器配置が合わせられています。運転機器については地方私鉄に譲渡されずに解体された車両かVVVFインバーター制御の7600系に改造された車両から流用されたものと思われます。

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車内にある製造銘板と改造銘板2種類です。波乱万丈な車生を物語っています。

この後は7200系に乗車して終点の千頭を目指します。続きは明後日にお送りします。また見てください。
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  1. 2021/12/13(月) 23:34:37|
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