こんばんは。管理人です。今日は先日の伊賀鉄道での活動の様子を紹介します。前回の記事では沿線で撮影した写真を掲載しましたが、今回は実際に電車に乗車した様子を紹介します。

5編成ある伊賀線の200系(元東急1000系)の中でも写真のSE53編成は東急時代と同じ赤帯の姿ですのでかっこいいです。

東急時代に使用されていた側面の行き先表示は伊賀線では使用しないので板で塞がれています。

SE53編成のク103(元クハ1106)の運転席を客室内から見てみました。東急時代は8両編成の先頭車だった車両ということで前面貫通扉には非常脱出用ハシゴが備え付けられていて、同じ東横線を走っていた似た外観の9000系と識別するための「1000系」表記も残っています。

車内の座席は各車両の一区画だけクロスシートに改造されているほかは種車のロングシートのままとなっていますが、一部の編成の座席モケットが近鉄電車と同じピンク色のものに交換されています。

SE54編成は伊賀鉄道のマスコットキャラクター「ふくにん」のラッピング車両です。忍者電車と東急カラーの影に隠れた印象ですが可愛らしい見た目のキャラクターです。

上野市駅に隣接する車庫内で入換を行なっていたSE52編成です。この編成の種車はデハ1310(モ202)-クハ1011(ク102)で、東急1000系の中でも4両しか製造されなかった前面の貫通扉が中央部にあるレア車両です。
1000系は先に登場していた9000系と似た左右非対称の前面が特徴の系列ですが、東横線~営団地下鉄(当時)日比谷線では8両編成で運用しながら4両編成での運行だった目蒲線(当時)の予備車の役割も果たせるように先頭車同士の連結部に幌を通して通り抜けが可能な構造の先頭車を含む4両+4両の8両編成が2編成製造されました。1010Fのデハ1310-クハ1011と1012Fのデハ1312-クハ1313の先頭車同士の連結部分に幌を通して実際に地下鉄日比谷線にも乗り入れたらしいのですが、目蒲線分断や日比谷線直通列車の減少などで1000系の余剰が発生し、複雑な組み換えを経て現在は池上線・東急多摩川線と伊賀鉄道で4両全車が活躍を続けています。

今回は初めて四十九駅(しじゅく)で下車しました。

この駅は伊賀線で一番新しい駅で、すぐ近くにはイオンタウン伊賀上野という商業施設があるため駅名標にも記載されています。

新しい駅ということで階段は無く、外から駅構内へ入る動線は段差の無いスロープのみとなっています。
この日は伊賀鉄道の撮影も乗車も楽しめました。200系電車は編成毎に車体色が異なるほか、色以外にも形態差がたくさんあってヲタク的な視点でもとても楽しいです。
伊賀神戸駅までの行き帰りには近鉄電車を利用しましたので、その様子は15日に掲載します。また見てください。
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- 2021/10/12(火) 23:16:45|
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