こんばんは。管理人です。
今日も昨日に引き続き上信越旅行記をお送りします。この旅行記も段々と終わりが見えてきました。前回は弥彦線の末端区間に乗車する様子を紹介しています。

弥彦駅で折り返しの列車を待つ間に、弥彦線の線路が途切れるところまで行ってみました。盲腸線を1つ新たに乗車すると何だか小さな達成感を味わえます。

行き帰りともに同じ電車に乗って吉田駅に戻ってきました。

駅構内の案内表示には弥彦から乗ってきた普通列車東三条行きと臨時列車の弥彦行きが表示されていました。弥彦行きの場合は行先の横に鳥居の絵が表示されるのが面白いですね。
弥彦線の臨時列車というのは東三条~吉田の区間を運転する定期列車に充当される車両が土休日を中心に弥彦まで引き続き運転される場合を指すもので、列車番号は定期的に運転される臨時列車に割り振られる8000番台となります。表示されている列車の場合は東三条~吉田では定期列車の232Mとして運転される電車が引き続き弥彦まで運転されるので吉田~弥彦では8232Mとなります。

吉田駅に集結した115系、E129系、E127系です。新潟地区で活躍する近郊形電車が一同に会するところは壮観でした。

これから乗車するのは越後線の普通列車柏崎行きです。ここで初めて新潟地区の115系に乗車出来ました。

JR東日本の115系は車端部のロングシート改造や座席表地の張替えなどのリニューアルが施されていますが、基本的な車内レイアウトはオリジナル形態から大きく変化していないのが特徴です。いつも乗車するJR西日本ではまだまだ多数の113系・115系が残っていますが、223系と同じような内装に仕立てられて外観も大きく変化した車両と比較するとJR東日本の車両はとてもかっこよく見えます。

登場時から先頭車だった1000番台のクモハ115形がJR東日本では普通に見られます。よく乗車するJR西日本の115系1000番台のうち先頭部が普通の形状となっているクモハ115形は全て国鉄末期に先頭車化改造された1500番台で、純正先頭車も先頭車化改造車も窓配置は同じですが、JR東日本車は扉の半自動時の開閉ボタンが付いておらずオリジナルの形態に近い点がヲタク的観点からすると魅力的です。手で開けることを想定して引き残りを付けた扉やモーターの冷却風を取り込む雪切室(運転席後ろ)など115系らしい記録となりました。

JR東日本管内ではかなり少なくなったMT54型モーターの走行音が心地良いです。途中の刈羽という地名はよくニュースで耳にしますね。

刈羽駅の周辺では大きな鉄塔と送電線が見られました。この辺りには原子力発電所があって、通り過ぎるだけでも実際に地名を見る事でニュースの内容が深く理解出来るようになった気がします。

終点の柏崎に到着しました。オリジナルの形態に近い115系をじっくりと楽しめました。これで今回の旅行での乗りつぶしは終了です。
この後は特急列車を乗り継いで京都まで帰ります。この旅行記は明後日に掲載する記事が最終回となります。また見てください。
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- 2021/10/05(火) 23:01:12|
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