こんばんは。管理人です。今日は模型製作記の続きをお送りします。鉄コレのJR123系を軽く加工してそれらしく見せようということで工作を進めています。前回の記事では屋根上の工作を紹介しています。

鉄コレ用の動力ユニット(TM-14,20m級A2)を1つとボディーマウント式TNカプラー(JC6346)を6つ用意しました。今回製作する2両ではJC6346のTNカプラーが重要なアイテムとなります。

まずは先頭のスカートに付いているジャンパ栓モールドを全て削り落とします。削る際の力のかけ方には特に注意が必要で、変な方向に力がかかるとパーツの折損に繋がりますので少しずつナイフを入れていきます。製品では連結器の左右に3つずつモールドがありますが、現行仕様の123系とは仕様が異なりますので一旦全て無くしてからグレードアップを図りたいと思います。(実はスカートを1本折ってしまって接着剤で補強したというのは内緒・・・)

続いてはTNカプラーの開封の儀を執り行います。この製品は連結面の配管が再現されていますが、中間車同士の連結面という概念が無い123系には不要なモールドですのでこちらも削り落とします。

TNカプラーとスカートを床板にセッティングして車体に嵌めてみました。ちょうど良い高さに収まっています。ヲタクはすぐに仮組みをしたがる。

スカートを床板に取り付ける爪をそのまま活かしながらTNカプラーを装着しました。今回の工作でJC6346という品番のボディーマウント式TNカプラーをわざわざ用意したのは、この製品であれば連結器の機構が小さいので123系のスカートにも収まるという情報を得たためです。前作のクモハ123-5,6の時はこのJC6346の存在を知らなかったためにスカートの爪を殺して無理矢理TNカプラー本体に接着せざるを得なかったので、ちゃんとした高さにスカートが来るのは大変ありがたいことです。

TNカプラー問題が解決したので床下機器の選定に移ります。前作のクモハ123-5の機器配置をベースに、元々の製品に付いているパーツと手持ちの部品を組み合わせるいつもの手法でパーツを取り付けます。

今回動力ユニットを1つしか用意しなかったのは近日中に導入を予定している105系3扉車に動力ユニットを組み込む予定があるためで、そちらと連結して遊ぶことを前提に旧色のクモハ123-2は動力無し車として仕立てています。動力の無い車両に一通りの床下機器を配置することで大まかなイメージを掴めるので、パーツを接着する前に塗装する必要がある動力ユニット用の床下機器も用意しやすくなります。

下関の123系については自分で撮影した豊富な実車資料があるので便利です。実車は荷物電車から旅客電車に改造されるタイミングで冷房化改造も施工されていますが、新たに設置した冷房電源の出処が可部線向けの車両と羽衣支線向けの車両で異なるようで、同じ123系でも電動発電機(MG)の向きが車両によって違う点が床下機器を配置する上でのポイントです。
この後は動力ユニットの工作と並行して細部の工作も進めます。このシリーズの続きは後日掲載予定です。明日からは新たな活動記をお送りします。また見てください。
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- 2021/09/10(金) 23:22:22|
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