こんばんは。管理人です。今日と明日の記事では先日の日帰り活動の様子を紹介します。
本来はお盆休みに企画していた1週間程度の長期旅行に大雨の影響で行けなくなってしまいましたが、仕事の休みはお盆休み終了後の8月19日まで取っていたので、折角なら平日に空いているところに行こうということで三重県の伊勢神宮周辺を走る三重交通の路線バスの撮影に出掛けました。

近鉄の五十鈴川駅前で撮影した三重交通の連節バス「神都ライナー」です。昨年12月に導入されて今年の4月から本格運行が開始された新しい連節バスで、エルガデュオ(いすゞ自動車)という車種の国産連節バスが2台用意されました。車体は三重交通の他の路線バス車両に近い緑色と白色のツートンカラーで、扉部分のグラデーションがあることでよりかっこよく見えます。

リア部分はジェイ・バス製の一般的な路線バスと同じようなパーツ配置となっています。ジェイ・バス製の共通設計となる国産連節バス(いすゞエルガデュオ・日野ブルーリボンハイブリッド連節バス)はモーターアシストによるハイブリッドシステムを採用しているのがメカ的な特徴で、環境に配慮した車両であることをアピールするために三重交通では側面上部にHYBRIDという文字が入れられています。

この日は五十鈴川駅前で連節バスの走行写真(1枚目)を記録してから伊勢市駅まで戻って実際に連節バスに乗車する行程を組みました。

伊勢市駅前の路線バス乗り場に設置されているバスの接近表示です。三重交通の連節バスは伊勢市駅前から伊勢神宮の外宮と五十鈴川駅前を経由して伊勢神宮の内宮に向かう外宮内宮線の「特急」に充当されます。この「特急」の内宮前行きの便は外宮前と五十鈴川駅前のみに停車するので一般の路線バスと比べて速達性がありますが、一般の路線バスで運行される外宮内宮線(51,55系統)が経由する宇治山田駅前から伊勢市駅前の間には道幅が狭い上に見通しの悪い急カーブが続く区間があり、連節バスが宇治山田駅前を経由しないように専用のダイヤで運行しているものと思われます。

車内は一般的な国産の路線バス車両と同じような仕様です。今回は平日の11時台に伊勢市駅を出発する便に乗車しましたが、途中の外宮前と五十鈴川駅前でも合わせて10人ほどの乗車しか無く、乗車定員が100人以上の連節バスにしてはかなり空いていました。連節バスで運行される「特急」は平日は概ね1時間に1本の運行ですが休日は概ね1時間に2本の運行があるので、休日は割と混雑するのかもしれません。世間的なお盆休みから数日程度休みをずらすだけで空いていて快適でした。

神都ライナーの側面にデザインされているグラデーションは五十鈴川の流れをイメージしているとのことです。

内宮前停留所の乗車券売り場です。伊勢神宮は3年前に一度参拝しているので今回は行かずにお土産に赤福を購入して帰ります。

帰りに乗車したのはこちらの「神都バス」です。昔この地域を走っていた神都線という三重交通の路面電車をイメージした路線バスで、一般の路線バス車両(いすゞエルガ)を大改造して車内外共に路面電車の見た目にかなり近づけられています。

リア部分は種車の車体形状を感じさせないぐらいに電車の顔のように改造されています。もちろんダミーではありますが架線から電気を取るトロリーポールとその紐まで再現されていてとても面白いです。
この日の活動では行き帰りに近鉄電車を利用しましたので、道中の様子は明日の記事で紹介します。また見てください。
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- 2021/09/04(土) 23:15:15|
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