こんばんは。管理人です。今日は先日掲載しました5月30日の近鉄特急しまかぜ乗車記の続きをお送りします。前回はしまかぜで京都を出発して伊勢市に到着するところまでを掲載しています。

宇治山田を過ぎて鳥羽線内(宇治山田~鳥羽)を走行中の車窓風景です。鳥羽線は近鉄の路線の中でも比較的開業が新しく線形が良いので列車が速度を上げて走行します。

しまかぜの3号車(名古屋発着の場合4号車)に連結されるカフェ車両で松阪牛カレーというメニューを注文しました。しっかりと牛肉の風味が感じられておいしかったです。

鳥羽を過ぎて志摩線(鳥羽~賢島)に入ると所々で車窓に海が見えます。カフェ席は全て海側を向いているので車窓から海を見ながらの食事を楽しめます。「カフェ席」という呼び方ではありますが実際は食堂車のイメージに近く、国鉄・JRの食堂車が連結される列車に乗ったことが無い管理人の視点からするととても新鮮な経験が出来ました。超高額なクルーズ列車などを除き列車内での供食サービスが縮小されつつあるこれからの時代においても、車窓からの景色を眺めながら食事をするのはやはり楽しいと感じました。

カフェ席も窓が非常に大きいです。この部分のみ2階建てになっていて、2階に13席と1階に6席がそれぞれ設けられています。

カフェ車両は側廊下構造になっていてカフェ席内の通り抜けが出来なくなっているので落ち着いた時間を過ごせます。

カフェ席の利用を終えて座席に戻りました。京都発賢島行きの列車だと終点の賢島に12時47分に到着するのでカフェ席の利用は12時30分までとなります。伊勢市着が12時2分、宇治山田着が12時4分、鳥羽着が12時15分(土休日ダイヤ)ですので、遅くても宇治山田を発車するまでにはカフェ席での注文を済ませておきたいところです。かといって早めの時間に行くよりは遅めの時間を狙う方が空いているので良いかもしれません。

終点の賢島に到着しました。京都~賢島の区間が近鉄特急の最長距離(195.2km)となる運行系統で、観光特急を長い時間楽しめました。

京都発のしまかぜが到着するより先に23000系伊勢志摩ライナーと汎用特急車22600系「Ace」が停車中でした。伊勢志摩ライナーは昨年6月に乗車しているので、汎用特急車を除くとまだ乗ったことが無い近鉄特急は名阪特急の「ひのとり」と吉野特急の「青の交響曲(シンフォニー)」の2種類となりました。

賢島駅の改札口です。路線の終着駅ということで改札を抜けて真っ直ぐ進むとホームに辿り着けるシンプルな構造です。

駅の外に出てみました。観光地への送迎バスが多く発着する側とは異なりこちら側の駅舎はあまり目立たない感じでしたが、駅前にはお土産屋さんや民家が立ち並んでいて生活感がありました。
賢島駅では特にすることが無いのでこの後は再び近鉄電車に乗って来た道を戻ります。このシリーズの続きは数日後に掲載する予定です。明日は模型製作記をお送りします。また見てください。
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- 2021/07/01(木) 23:14:31|
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