こんばんは。管理人です。今日は5月2日~4日の北陸信越旅行記をお送りします。このシリーズも段々と終わりが見えてきました。前回はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの上越妙高駅で北陸新幹線に乗り換えるところまでを掲載しています。

富山駅の改札口前に設置されている電車のイラストが描かれた看板です。この駅に乗り入れる北陸新幹線やあいの風とやま鉄道、富山地方鉄道の電車がイラスト化されていて富山に来たことを実感出来ます。

富山駅は新幹線・在来線共に高架線を走行していて、高架下には富山地方鉄道の路面電車が乗り入れています。

高架下の歩行者通路を路面電車の線路が横切っていて、電車が通るときは赤いランプとブザー音で横断しないように注意喚起が行なわれます。今回は富山港線の岩瀬浜行きの電車に乗車します。

途中の競輪場前駅は駅名にもなっている富山競輪場の目の前にあります。

競輪場前から1駅で終点の岩瀬浜に到着します。ホームのすぐ横には路線バスの停留所が整備されていて段差無く乗り換えられるのが低床式の路面電車ならではの利点です。

車止めの周囲には特に何も無く殺風景な感じでした。

架線柱や線路の構造があまり路面電車らしくない感じにも見えます。元々はJR西日本の路線だった富山港線をライトレール化して誕生したのが富山ライトレールという鉄道会社で、既存の構造物を活用しながら駅や車両を低床化したり一部区間を道路上の併用軌道にしたりして市街地の中心部への乗り入れを行なうなどJRの在来線よりも利用しやすくなる路線へと生まれ変わりました。元々は富山駅北~岩瀬浜の区間のみを運行していましたが、JR富山駅の高架化によって高架下を通って富山地方鉄道の富山軌道線(路面電車)と直通運転を行なうことなり、それに合わせて富山港線は富山地方鉄道の路線に編入されました。

元々富山ライトレールの車両だったTLR0600形の運転席です。操作ボタンが色々と並んでいますが、電車の運転操作は右側のハンドルで行なうようになっています。

専用軌道区間でも一部線路の付け替えが行なわれていますが、それ以外は概ねJR時代の設備を使用しているので車窓風景を見ているとJRのローカル線に乗っているような気分になれます。

途中の奥田中学校前で下車しました。ここはJR西日本時代からの専用軌道とライトレール化によって新設された併用軌道の境界地点です。
この後は少しだけ富山港線の電車を撮影します。旅行記の続きは明日掲載します。また見てください。
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- 2021/06/22(火) 22:58:37|
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