こんばんは。管理人です。今日も昨日に引き続き北陸信越旅行記をお送りします。前回は北陸新幹線で糸魚川駅に到着するところまでを掲載しています。

糸魚川から乗車する大糸線の列車が停車中でした。JR西日本管内のローカル線ではお馴染みのキハ120がここでも見られます。大糸線で活躍する3両のキハ120はかつて運行されていた国鉄型気動車のキハ52を置き換えるべく岡山から転属してきた車両で、帯色も津山線や姫新線、芸備線(運行区間は新見~備後落合)などで走っていた当時と同じ色となっています。

大糸線のホームから見た北陸新幹線の高架です。最近の開業ということでかなり丈夫そうです。

11年と4ヶ月前に上の写真とほとんど同じ場所で撮影したレンガ造りの車庫です。除雪機関車や大糸線で活躍したキハ52が主に使用していました。とてもかっこいい建物だったのですが、この場所に新幹線を建設することになり解体されました。久しぶりに訪れてみたら影も形も無くなっていて時の流れを感じました。

今回乗車した大糸線の列車はキハ120-341という車両でした。この車両はJR西日本の後藤車両所(鳥取県)製の自社製造車となります。

根知~小滝の区間の車窓風景です。大糸線は途中まで姫川という大きな川に沿って走るので景色の良い区間が長く続くのが魅力です。

5月上旬ではありましたが新潟・長野の県境に近いところですので標高の高い山にはまだ雪が残っていました。

平岩に到着しました。2010年冬に(父)に連れられて行った北陸旅行の時に原型エンジンのキハ52に乗るべく糸魚川~平岩の区間を往復したのですが、夜で車窓風景が全く見えなかったので川沿いの景色の良いところや平岩駅の構内は新鮮に感じました。

(再掲載)
キハ52に乗るためとはいえ、会社間境界駅の南小谷(みなみおたり)でも路線の起点である松本でもない平岩で折り返したのは、本来は南小谷まで行く予定が大雪のため糸魚川~南小谷の区間が運休となり、その日の夕方に糸魚川~平岩の区間が運転を再開したからです。平岩までは何とか進めたものの、写真でもお分かりいただけるように駅名標が雪で埋もれかけるほどの大雪だったのをよく覚えています。

駅構内にある積雪量の目安となる目盛りです。これを基準に考えると11年前に訪れたときの積雪量は凄かったものだと感じます。
ということで、大糸線の平岩~南小谷の区間がJR西日本の路線では最後まで未乗車のままで残ったという訳ですが、もしもあのとき大雪でなければ最後まで残るJR西日本の未乗車路線は違う路線だったのかもしれません。

平岩から3駅、列車の終点である南小谷に到着しました。これでJR西日本管内の路線は全線乗車を達成出来ました。この駅はJR東日本が管理を行なっているので駅名標はそちらの仕様になっていますが、そこにJR西日本のキハ120が入線するのはこの駅ならではの光景です。
この後もJR大糸線に引き続き乗車します。旅行記の続きは明後日に掲載します。また見てください。
スポンサーサイト
- 2021/06/02(水) 23:29:36|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0