こんばんは。管理人です。今日は京都市バスネタで更新します。先日から新車導入の記事や撮影記などの京都市バスネタをいくつかお送りしてきましたが、今回は面白い路線に目を向けてみようという企画を掲載していきます。

今回取り上げるのは京都市バスM1系統です。行き先表示に原谷とありますが、一体どんなところへ向かう路線なのでしょうか。

M1系統のほとんどの便が発着する立命館大学前停留所です。京都市内でも有名な観光地である仁和寺(にんなじ)と金閣寺を結ぶ「きぬかけの路(みち)」という道の途中にあり、ここから金閣寺までは歩いても10分少々とかなり近い位置にあります。

バス停に隣接するかたちで堂本印象美術館という施設があり、美術館の前にバス待ち用のスペースが設けられているほか上屋の形状が独特でとてもユニークな感じがします。

立命館大学前から発着する数多くの系統の中に今回取り上げるM1系統があります。立命館大学前~原谷の区間は昼間でも40~50分に1本の運行があり、朝の時間帯は多くの便が運行されるので地域密着型の生活路線になっています。ちなみにM1系統のMはマイクロバスの頭文字のMで、かつてこの系統がマイクロバスで運行されていたことに由来します。現在はマイクロバスは運行されていませんが、道がとても狭いので中型のバス車両に限定した運行となっています。

M1系統は立命館大学前を出発すると少しの区間だけ西大路通りに出て、金閣寺の裏を抜けると山間の高度の高いところを走ります。京都市内中心部が見渡せるところもあります。

山道を走るのでアップダウンが激しいです。

急斜面と急勾配、そして急カーブと写真的にはとても面白いのですが、走行条件としてはかなり厳しい路線です。

山深いところを走りますが、ここは京都市北区です。京都市はとても広く、路線バスだけで見ても原谷(北区・京都市バス)や花背(左京区・京都バス)、原(右京区・京阪京都交通)などの山間も京都市内です。

M1系統のハイライトが衣笠氷室町(きぬがさひむろちょう)~原谷口の間で見られるヘアピンカーブです。曲がる角度が急なだけでなくこのカーブの前後でかなりの高低差があるので、少し小さめのバス車両とはいえ狭そうです。ここは乗車して車窓風景を楽しむもよし、実際に坂道を歩いてみて山間の空気を感じるもよし、色々な角度から見るとより楽しいです。

ヘアピンカーブを過ぎて少し走ると信号機が見えてきます。ここが原谷という交差点で、市バスの停留所名称は原谷口です。この信号を左折して2つ先の原谷停留所がM1系統の終点になっています。ちなみにこの信号を右折すると市バスの運行経路からは外れますが、しばらく走るとゴルフ場があり最終的には鷹峯(たかがみね)という千本北大路交差点よりも山手の方に繋がっているらしいです。(原谷在住の管理人の同級生談)
今回の記事はここまでとなります。京都市バスには他にも面白い路線があるので、取材出来たらまた掲載したいと思います。
明日は模型製作記をお送りする予定です。また見てください。
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- 2021/02/12(金) 22:59:44|
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