こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」番外編の第8回の記事で更新します。前回は名鉄小牧線の小牧原駅で降りて桃花台線(ピーチライナー)の廃線跡を記録しました、

かつて名鉄と桃花台線(とうかだいせん)が並行していた区間を上から見られる歩道橋から撮影しました。通過した列車は名鉄小牧線の列車で、この路線のレア車両である名古屋市交の7000形を見られました。小牧線と直通運転を行なう名古屋市営地下鉄上飯田線の車両で、路線の距離が短いために8編成ある名鉄300系に対してこの形式は2編成しかない上に運用機会が大変少ないので中々見られないようです。

小牧線は高架区間にある小牧原駅を過ぎると地下区間にある小牧駅にかけて下り坂になっていますが、桃花台線の小牧駅は高架線上にあったのでこの場所で高速道路の下を潜ると小牧駅にかけて上り坂になっています。

これから乗車するのはあおい交通が運行するピーチバスという路線バスです。桃花台線(ピーチライナー)が廃線になるにあたって代替の交通機関として運行が開始された路線バスで、小牧駅~小牧原駅~桃花台ニュータウンの区間をかつての桃花台線を辿るコースで運行されています。桃花台ニュータウン内を循環するので鉄道路線とは異なり経路の自由度が高く、駅から遠い場所にもバス停を置けるというメリットがあります。

かつての桃花台線の途中駅である上末駅(かみすえ)跡の横を通り過ぎました。歩道から駅に入る通路や駅の建物が残っています。ピーチバスには上末、東田中など桃花台線の駅と同じ名前の停留所があります。

桃花台センター東という停留所で降りました。ここから桃花台線の廃線跡があるところまで歩いて向かいます。

道路と桃花台線の廃線跡が並行しているところを記録しました。これまでずっと高架区間だったのがここで一気に地下区間に変わります。

桃花台線で唯一の地下駅だった桃花台センター駅跡です。この場所も駅舎の建物が残っていて、駅名の文字板もあります。駅舎の横にはピアーレという商業施設が隣接しています。

ピアーレの入口とかつての桃花台センター駅の間は屋根で覆われた通路があったようです。買い物を終えて真っ直ぐ歩けば雨に濡れずに電車に乗れるのですが、これも今では廃線跡です。

桃花台センター駅の隣にあった桃花台東駅がかつての路線の終点とのことですが、既に解体作業が進められているという情報を得たのでそこまでは行かずに小牧駅行きのバスに乗って帰ります。当時の遺構が結構残っている廃線跡でしたが、所々高架橋の撤去作業が進められています。このまま放置しても老朽化して危険なだけですし、景観上もあまり良いものではないので仕方ないことと思います。
このシリーズはあと2回掲載します。明後日からは名鉄線の乗車記に戻ります。明日はこのシリーズとは別の旅行記で更新予定です。また見てください。
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- 2020/12/16(水) 23:23:30|
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