こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第16回の記事で更新します。前回は小牧線小牧駅周辺の様子を掲載しました。今回も小牧線に乗って活動をしていきます。

小牧から1駅の小牧原駅で下車しました。ここからはこの駅周辺の様子を記録していきます。

小牧線専用車両の300系です。小牧線~地下鉄上飯田線のラインカラーであるピンク色の帯が太いのでパッと見では名鉄の電車という感じがしないのが特徴です。

小牧線~地下鉄上飯田線は平安通~小牧の区間が複線、小牧~犬山の区間は単線です。この駅は1面1線の配線で行き違い設備はありません。
駅の横にある高架橋は前回の記事でも取り上げた桃花台新交通(ピーチライナー)の廃線跡です。上の写真で300系電車の上を跨いでいるのもこの高架橋で、かつて運行されていた桃花台線(とうかだいせん)は小牧~小牧原の区間で名鉄と並行して、小牧原を出ると名鉄と分かれて桃花台ニュータウン方面へと延びていたようです。

名鉄小牧原駅の駅舎です。名鉄の高架下に綺麗に収まっています。

外から桃花台線の廃線跡を見てみました。名鉄の小牧原駅の真上で大きくカーブするコースになっていて、高架線路を走行する名鉄のさらに上を跨ぐのでかなりの高さがあります。こんなに立派な構造物なのに廃線跡であるというのが見た目と現実のギャップを感じさせますね。

写真では左が名鉄小牧線、右がかつての桃花台線です。桃花台線もかつてこの場所に小牧原駅がありました。駅舎の建物が当時のまま残っていて、入口はシャッターで閉じられています。

廃線跡沿いの道に面した側からの記録です。駅舎のほかホーム部分の目隠し用の柵も残っています。

駅名の文字板も廃線当時のまま残っているようです。駅部分だけを見るとあまり廃線跡を見ているという実感はありませんでした。

名鉄の駅から少し歩いて線路を跨ぐ歩道橋の上にやってきました。桃花台線の高架橋は撤去された案内軌条の土台(新交通システムの軌道の真ん中に等間隔で並んでいる四角い箱)が残っていました。標識や通信ケーブルの類はパッと見では見当たりませんでしたが、これだけの設備が残っていると車両の構造が見えてきます。
この後はさらに廃線跡を辿っていきます。この続きは明日掲載予定です。また見てください。
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- 2020/12/15(火) 23:11:50|
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