こんばんは。管理人です。今日の記事は模型製作記です。久しぶりの掲載となるシリーズ「エコノミーキットで近鉄特急を作る」の第5回をお送りします。
1ヶ月以上前に掲載した前回の記事で車体の塗装と装飾作業が完了するところまでを紹介したあとは製作自体がストップしていたのですがここからはペースを上げて工作していきたいと思います。

これから製作を進めるのは床下周りです。今回製作する12410系の動力ユニットはグリーンマックス製品の旧タイプを使用します。

まずは台車に手を入れていきます。実車ではモーター付き車両とモーター無し車両でブレーキの構造が異なるのですが、製品の台車は全てモーター付き車両の仕様に合わせられているのでブレーキシューを切除してモーター無し車両の台車を製作します。

続いては床下機器の製作に取りかかります。手持ちの部品や買ってきたものを並び替えて配置したあとに塗装するのですが、塗装が難しい動力ユニットに付けるパーツは別パーツとして組み立ててから塗装後に接着することにしました。短冊形に切り出したプラ板の上に床下機器類を載せて、このプラ板ごと塗装すれば完成品模型のパーツのようにワンタッチで取り付けが出来ます。

こちらは中間車のサ12560形用の床板です。4両編成の中でこの車両だけクーラーが屋根上と床下に分散配置されています。床下にあるクーラーの風洞は特徴的な形状ですのでプラ材から自作しました。資料写真を眺めながらこのキットに合うように採寸して、得意技"現物合わせ"で切り出したプラ板を取り付けました。

裏面はこんな感じです。プラ材と既存の床下機器パーツとを組み合わせています。

プラ角棒を細かく切り刻んでみました。こちらも自作風洞に使用します。

車体と合わせてみました。いい感じです。

モーター付き車両の床下機器は既製品の並び替えで対応しました。床下周りの工作が済みましたのでこのあとは屋根上の工作に移ります。次回の製作記はいつになるかわかりませんが近いうちに掲載できるようにします。
明日は「名鉄全線乗車企画」続編の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/12/14(月) 23:16:12|
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