こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第15回の記事で更新します。前回(番外編第7回)の記事では地下鉄の平安通駅までの活動の内容を掲載しました。

地下鉄上飯田線の平安通駅から乗車する列車は普通犬山行きの名鉄300系です。車体には小牧線~上飯田線のラインカラーであるピンク色と名鉄の赤色の2色の帯が入っています。

ピンク色の帯が目立つのであまり名鉄感が無いものの名鉄のロゴマークはしっかりと入っています。名鉄の車両形式における附番ルールでは地下鉄直通車には3桁の番号を割り振ることになっていて、名鉄豊田線~地下鉄鶴舞線系統で活躍する100系・200系に次ぐ地下鉄直通車両ということで300系となっています。この300系は20m級車体・片側4扉の車両規格で、小牧線~地下鉄上飯田線の車両はこの300系と名古屋市交通局7000形で揃えられています。

小牧線の小牧駅で降りました。

この駅は地下駅で2面3線の配線になっていて2番線と3番線が島式ホームです。昼間時間帯は犬山行きが1番線から、平安通行きが3番線から発車していますが、平安通~小牧の区間列車が運行される時間帯は2番線も使用されるようです。

駅の外に出てみました。駅の入口の前に立ちはだかる大きな構造物が気になりますね。

小牧駅の入口の前にあるのは大きな高架橋です。これはかつてこの駅から桃花台(とうかだい)ニュータウンという街まで運行していた桃花台新交通(ピーチライナー)という鉄道路線の廃線跡です。

廃線跡の高架橋を詳しく見ていきます。駅前の道路を跨ぐ歩道橋があったのでそこから撮影しました。名鉄の駅がある真上にかつてはピーチライナーの小牧駅があったそうです。駅舎だった建物は既に解体されていますが、地上とホーム階との間にある踊り場のようなスペースはまだ残っていて、何かを撤去した跡があるようです。

こちらも歩道橋の上からの撮影です。高架橋がラケット状になっています。ピーチライナーの実物は見たことが無いのですが、初めてその存在を知ったときに一番驚いたことが終点の駅には列車を転回させるためのループ線があって、列車には編成の片側にしか運転席が無いということです。

下から見るとループ線の構造が分かりやすいです。新交通システムということで車両が小さいことは想像に難くないのですが、かなり小さい半径で曲がっていますね。列車の片側にのみ運転席を付けると列車の構造はシンプルになりますが、終点にはループ線が必要になるので建設費が無駄に高くなりそうなどと余計な想像をしてしまいそうです。

駅前のバスターミナルです。結構な広さがあります。
この後はピーチライナーの廃線跡を辿るべく再び小牧線に乗車します。この続きは明後日に掲載します。
明日は模型製作記を掲載予定です。また見てください。
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- 2020/12/13(日) 23:31:04|
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