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banbanさんの鉄道日記

京都在住の鉄道好きが送る活動日記です。

中国地方完乗への道(23.若桜鉄道・中国5県完乗)

こんばんは。管理人です。今日は旅行記「中国地方完乗への道」の第23回をお送りします。前回はJR因美線に乗って郡家駅(こおげ)に到着するところまでを掲載しています。

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JR因美線の郡家駅で並ぶ若桜鉄道のWT-3000形と智頭急行のHOT7000形です。JRの駅で私鉄の車両同士が日常的に並ぶので車両のバリエーションが豊かです。

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若桜鉄道の車両はWT-3000形の1形式のみですが、在籍する3両それぞれで車体色が異なっています。どの車両もデザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけた内外装に仕立てられています。

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若桜鉄道の列車に乗車して郡家駅を出発しました。遠くに見える鉄橋が乗車してきたJR因美線です。

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途中の八東駅(はっとう)には昔の車掌車が保存されています。この駅以外にも電気機関車などが置かれているところもあって、状態の良し悪しはともかく車窓風景としては変化があって楽しいです。

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乗車したWT-3000形の車内です。木材を多用した内装や座席の柄などが水戸岡デザインを感じさせますね。

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向かい合わせの座席部分にはテーブルが設置されています。

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終点の若桜駅に到着しました。駅構内には営業車両のほかにかつてJR四国で活躍した12系客車のグリーン車が留置されていました。12系客車は車体の状態がかなり悪く痛々しい姿でした。

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この駅で中国地方5県(岡山・広島・山口・鳥取・島根)にある鉄道路線の全線乗車を達成しました。色々な路線があるので一概に比較することは出来ませんが、子供の頃に(父)に連れられて旅をするようになってから10年以上かけて市街地の路面電車から1日に数本しか列車が来ない山間のローカル線まで本当に様々な景色が楽しめました。

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駅舎はこんな感じです。古い建物ですが綺麗に整備されています。

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改札口の雰囲気は趣があって大変良いです。このあとはこの駅で色々撮影します。
このシリーズは次回が最終回となります。明日は模型製作記で更新します。また見てください。
  1. 2020/12/21(月) 23:31:04|
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今日は模型(たくさん貯まったエコノミーキット)

こんばんは。banban(父)です。
久々の登場ですが、活動ネタはありませんので今回も模型ネタです。
今日は我が家にたくさん貯まったエコノミーキットについてです。

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最近は購入しておりませんが、5年前~3年前くらいに集中して集めておりました、グリーンマックスのエコノミーキットの阪急通勤車です。
箱で購入したものはいいのですが、ジャンクでばら売りなどで購入したものもあり、一体どのくらいの両数があるのだろうと思って、一回確認の意味も含めて数えてみましたところ、車体にするために絶対必要な側面板を基準で実に100両分の部材がありました。
内訳は先頭車30両と中間車70両だったのですが、これから製作するにあたり、組み合わせを考えてみると、どうも中間車が大量に余りそうだということに気付き、

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次回作は基本4両(先頭-中間-中間-先頭)を自分用に、中間車4両×2セットは譲渡用に製作しようと思いました。
自分用の分も含めて、まだどの形式を作るかなどは決めておりませんが、中間車4両×2セットに関しましては、今までのように完成してから貰っていただける方を募集するのではなく、製作する前に貰っていただける方(もちろん材料費と製作費用も含めて無償で)を募集して、その方に形式や仕様を決めていただき、それに沿って、塗装させていただき、完成したらお渡しするというスタイルで進めていこうかと思っております。

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中間車は最初のランナーの状態から箱組みして塗装しますが、

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ユーザー様に形式や仕様を決めていただき、マルーン単色のワンハンドル車やツーハンドル車、アイボリーの2色塗装を塗装して、

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貫通扉や窓枠、戸当たり、ドアレール、靴刷りなどは、ユーザー様が装飾される内容に応じて選択式にして、塗装の有無を決めていただき、

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屋根とクーラーだけはユーザー様で実際に組まれる車両の年代に応じてご自身で塗装していただくという流れで進めていこうかと思っております。

このような形ではありますが、無償で製作してお譲りしますので、もし、興味をもたれて、扱ってみたいという方が居られましたら、募集したいと思います。ブログを見てくださっている方でしたら、ブログ記事のコメント(非公開コメント)にて御応募いただき、ツイッターの方(ツイッターに関しましてはフォロワー様限定)からのご応募はDMまたはブログのコメント経由で御応募いただければと思います。
基本的には、ブログの訪問者とツイッターのフォロワー様への募集ですが、応募者が少ない場合と多かった場合はその限りではございませんので、ご質問だけの場合でも構いませんので、ご連絡いただけると嬉しく思います。一応製作は年が明けてからを予定しておりますので、今年の年末いっぱいまでの期間で募集させていただこうと思います。宜しくお願い致します。

明日は管理人の記事で更新予定です。また見てください。
  1. 2020/12/20(日) 23:25:36|
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名鉄全線乗車企画(続編18・完.念願のパノラマSuper展望席)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第18回の記事で更新します。この大型企画の続編は今回が最終回となります。前回は名鉄名古屋駅の特別車ホームでの色々な記録を掲載しました。

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これから乗車する一部特別車の特急豊橋行きが到着しました。一部特別車の快速特急・特急には、特別車に展望席が無い2200系で運行される列車と特別車に展望席がある1200系「パノラマSuper」で運行される列車の2タイプあります。駅に設置されている自動券売機で特別車両券(ミューチケット)を購入する際に1200系の列車の場合は列車と号車番号を指定する以外に展望席を選択出来て、空いていれば一番前の座席が指定されます。

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1200系の先頭車にある展望席はハイデッカー構造になっていて、デッキから階段を上がって入る構造です。電車の室内で階段を上がって座席に向かうという動作に特別感があって気分がいいです。

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今回は駅の自動券売機での直前購入にもかかわらず幸運にも一番前の座席を指定出来ました。特大窓から見える対向電車が低い位置にあるのが爽快です。ただ座席の位置が高いだけなのに舞い上がってしまうのは、座席指定の特急は特別な列車であるという感覚が根付いているからだと思います。

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知立駅付近では連続立体化工事が進行中です。近鉄の布施駅や京急蒲田駅みたいな大きな駅になるとのことです。

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前面の特大窓も印象的ですが展望席部分の側面窓も大きくて見晴らしが大変良いです。何回か通ったことのある駅でも普通の電車から見るのとは違って見えます。

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JR飯田線の線路と合流すると間もなく終点の豊橋に到着します。

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リニューアルの際に塗装が変更されても往年のかっこよさは健在ですね。パノラマSuperの展望席には何か惹きつけられるものを感じました。

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隣のホームに停車中のJR飯田線の列車です。今回の活動ではあおなみ線と名古屋市営地下鉄桜通線に乗車したので残る愛知県内の未乗車路線はこの飯田線と愛知環状鉄道の2路線になりました。全線乗車達成に向けて引き続き頑張りたいと思います。

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1本後の特急岐阜行きに乗って帰ります。

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終点の岐阜に到着しました。「名鉄全線乗車企画」続編これにて完走です。2日間で名鉄線について深く探求出来たとても濃度の高い活動になりました。かなりマニアックな視点やとても地味なところなど、色々なネタがあるので記事としても結構深い内容に出来たのではないかと思います。
この「名鉄全線乗車企画」のシリーズは、全線乗車に向けた6月末の活動とそれを踏まえてさらに深く探求したいスポットに焦点を当てた11月の活動を合わせて本編18,続編18,番外編8,序章1の計45記事にわたる大型企画でした。このシリーズの記事では一度も出てこなかった瀬戸線は2月の「名古屋近郊のディープな鉄道路線を巡る」の中で完乗しています。

今年も残すところ10日余りとなりました。年末の総括記事の前に管理人の模型製作記やその他小ネタなど少しでも入れていければと考えております。明日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。

★おさらい(11月1日~2日の活動で乗車した路線・区間・距離)

名古屋臨海高速鉄道
西名古屋港線(あおなみ線)(名古屋~金城ふ頭:15.2km)

名古屋市交通局
6号線桜通線(久屋大通~徳重:15.8km)
  1. 2020/12/19(土) 23:25:16|
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名鉄全線乗車企画(続編17.レア車両・名古屋市交7000形に乗る)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第17回の記事で更新します。前回までは小牧線の線路沿いにあるかつての桃花台新交通(ピーチライナー)の廃線跡巡りの様子を掲載しました。

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廃線跡巡りを終えて小牧原駅に戻ってきました。小牧線ではレア車両の名古屋市交7000形がやってきました。名鉄と直通運転を行なう名古屋市営地下鉄上飯田線の車両で、名鉄300系の8編成に対してこの形式は2編成と編成数は少ないものの4:1の比率では確率的にはレア度が高いわけではありません。
名鉄小牧線(上飯田~犬山)は20.6kmあるのに対して地下鉄上飯田線(平安通~上飯田)はわずかに0.8kmと両者で距離が全く異なります。直通運転の場合、自社の車両が他社線内を走行すると乗り入れ先の事業者に対して線路使用料というお金が発生します。相互直通運転で乗り入れを行なう路線の直通運転区間の距離が双方で大体同じであれば線路使用料は両社で同じぐらいの金額になるので相殺出来て精算の必要は無いのですが、乗り入れ距離が両社で大きく異なる小牧線と上飯田線では上飯田線の車両が小牧線を走るだけで名鉄に対して多額の線路使用料が発生します。これを防ぐために上飯田線の車両は原則として早朝・深夜の僅かな本数の運行に留めて、ほとんどの列車が名鉄車両で運行されるのですが、名鉄車両が検査などで不足する際にはその運用を地下鉄車両で代走することがあります。

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7000形の側面にある上飯田線の路線表記です。短い距離ながられっきとした地下鉄路線であることを主張しているようですね。

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平安通駅に到着しました。上飯田線の駅に停車中の地下鉄車両を記録出来ました。

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7000形はステンレス製車両で、側面にはビートプレス加工が施されています。同じ路線を走る名鉄300系とは車体の構造が異なるので違った印象を受けます。

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車内は転換クロスシートとロングシートが交互に配置される一風変わった配置で、名鉄300系と座席配置は共通化されていますがモケットの柄が異なるオリジナル仕様です。昼間に走るのが大変珍しい車両に出会えて良かったです。この車両を狙って行ったわけではありませんが偶然乗車出来たのが幸運でした。

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ところ変わって名鉄名古屋駅です。平安通駅から地下鉄の名城線と東山線を乗り継いできました。列車の両側にホームがある3面2線の配線で真ん中のホームは降車ホーム兼特別車専用ホームになっています。全車特別車のミュースカイと快速特急・特急の特別車には真ん中の島式ホームから乗車出来ますが、快速特急・特急の一般車とそれ以外の種別の列車にはここからは乗車出来ません。

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特別車(全車特別車/一部特別車)が連結される列車だけ表示される行き先案内表示装置があります。

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特別車専用ホームにやってきました。快速特急新鵜沼行きの「パノラマSuper」1200系が発車するところでした。パノラマカー7000系の現役時代を見たことが無いので、名鉄といえば昔からパノラマSuperというイメージを持っていました。展望席に座ると運転席を隔てずに前面展望を楽しめるのが昔も今も新鮮です。

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ホームの天井から吊り下げられている停車位置目標です。この駅では方面別に乗車位置が分けられていて、行き先によって停車位置が異なるので停まるべき位置にある停車目標が光ります。

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乗車する列車ではありませんが、一部特別車の特急中部国際空港行きが到着しました。今いるのは特別車専用ホームなので、同じ電車でも見る角度が違うと特別な感じがします。
この後やってくる特急豊橋行きで念願のパノラマSuperへの乗車を果たします。このシリーズは明日の記事が最終回となります。また見てください。
  1. 2020/12/18(金) 23:20:52|
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中国地方完乗への道(22.JR因美線を走る私鉄車両)

こんばんは。管理人です。今日は旅行記「中国地方完乗への道」の第22回をお送りします。前回の記事では智頭急行線に乗ってJR因美線と接続する智頭駅で下車したところまでを掲載しています。

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これから乗車するのは普通列車鳥取行きです。智頭から先はJR線に入りますが、乗車した車両は智頭急行のHOT3500形でした。10年以上前に(父)に連れられて智頭~鳥取の区間に乗車したときはキハ40系列に乗車していて、智頭急行線では特急列車にしか乗ったことが無いのでこの形式は初めての乗車でした。

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途中の用瀬駅(もちがせ)で列車の行き違いがありました。対向列車はこの駅を通過する特急スーパーはくと号でしたので智頭急行の車両同士がJRの駅で離合する光景が見られました。

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この日の目的地である郡家駅(こおげ)に到着しました。

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駅構内はこんな感じで2面3線になっています。

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駅舎も記録しました。近年建て替えが行なわれたらしく綺麗な建物でした。駅舎の横にお土産物などを取り扱うショップが併設されています。

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駅名標はJR西日本の標準的な仕様でラインカラー付きのタイプですが、因美線の隣駅が表示されている面とこの駅で接続する若桜鉄道の隣駅が表示されている面とがあります。

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これから乗車する若桜鉄道の列車が入線しました。鳥取駅発の列車で、若桜鉄道の車両がこの駅までJR線を走ってきます。

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列車の行き先表示は側面のサボのみでした。
次回はこの列車に乗って終点の若桜駅を目指します。旅行記「中国地方完乗への道」はあと2回続きます。明日は「名鉄全線乗車企画」続編の記事で更新します。また見てください。

  1. 2020/12/17(木) 23:02:33|
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名鉄全線乗車企画(番外編8.ピーチライナーの廃線跡を巡る)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」番外編の第8回の記事で更新します。前回は名鉄小牧線の小牧原駅で降りて桃花台線(ピーチライナー)の廃線跡を記録しました、

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かつて名鉄と桃花台線(とうかだいせん)が並行していた区間を上から見られる歩道橋から撮影しました。通過した列車は名鉄小牧線の列車で、この路線のレア車両である名古屋市交の7000形を見られました。小牧線と直通運転を行なう名古屋市営地下鉄上飯田線の車両で、路線の距離が短いために8編成ある名鉄300系に対してこの形式は2編成しかない上に運用機会が大変少ないので中々見られないようです。

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小牧線は高架区間にある小牧原駅を過ぎると地下区間にある小牧駅にかけて下り坂になっていますが、桃花台線の小牧駅は高架線上にあったのでこの場所で高速道路の下を潜ると小牧駅にかけて上り坂になっています。

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これから乗車するのはあおい交通が運行するピーチバスという路線バスです。桃花台線(ピーチライナー)が廃線になるにあたって代替の交通機関として運行が開始された路線バスで、小牧駅~小牧原駅~桃花台ニュータウンの区間をかつての桃花台線を辿るコースで運行されています。桃花台ニュータウン内を循環するので鉄道路線とは異なり経路の自由度が高く、駅から遠い場所にもバス停を置けるというメリットがあります。

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かつての桃花台線の途中駅である上末駅(かみすえ)跡の横を通り過ぎました。歩道から駅に入る通路や駅の建物が残っています。ピーチバスには上末、東田中など桃花台線の駅と同じ名前の停留所があります。

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桃花台センター東という停留所で降りました。ここから桃花台線の廃線跡があるところまで歩いて向かいます。

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道路と桃花台線の廃線跡が並行しているところを記録しました。これまでずっと高架区間だったのがここで一気に地下区間に変わります。

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桃花台線で唯一の地下駅だった桃花台センター駅跡です。この場所も駅舎の建物が残っていて、駅名の文字板もあります。駅舎の横にはピアーレという商業施設が隣接しています。

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ピアーレの入口とかつての桃花台センター駅の間は屋根で覆われた通路があったようです。買い物を終えて真っ直ぐ歩けば雨に濡れずに電車に乗れるのですが、これも今では廃線跡です。

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桃花台センター駅の隣にあった桃花台東駅がかつての路線の終点とのことですが、既に解体作業が進められているという情報を得たのでそこまでは行かずに小牧駅行きのバスに乗って帰ります。当時の遺構が結構残っている廃線跡でしたが、所々高架橋の撤去作業が進められています。このまま放置しても老朽化して危険なだけですし、景観上もあまり良いものではないので仕方ないことと思います。
このシリーズはあと2回掲載します。明後日からは名鉄線の乗車記に戻ります。明日はこのシリーズとは別の旅行記で更新予定です。また見てください。
  1. 2020/12/16(水) 23:23:30|
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名鉄全線乗車企画(続編16.小牧線小牧原駅)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第16回の記事で更新します。前回は小牧線小牧駅周辺の様子を掲載しました。今回も小牧線に乗って活動をしていきます。

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小牧から1駅の小牧原駅で下車しました。ここからはこの駅周辺の様子を記録していきます。

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小牧線専用車両の300系です。小牧線~地下鉄上飯田線のラインカラーであるピンク色の帯が太いのでパッと見では名鉄の電車という感じがしないのが特徴です。

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小牧線~地下鉄上飯田線は平安通~小牧の区間が複線、小牧~犬山の区間は単線です。この駅は1面1線の配線で行き違い設備はありません。
駅の横にある高架橋は前回の記事でも取り上げた桃花台新交通(ピーチライナー)の廃線跡です。上の写真で300系電車の上を跨いでいるのもこの高架橋で、かつて運行されていた桃花台線(とうかだいせん)は小牧~小牧原の区間で名鉄と並行して、小牧原を出ると名鉄と分かれて桃花台ニュータウン方面へと延びていたようです。

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名鉄小牧原駅の駅舎です。名鉄の高架下に綺麗に収まっています。

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外から桃花台線の廃線跡を見てみました。名鉄の小牧原駅の真上で大きくカーブするコースになっていて、高架線路を走行する名鉄のさらに上を跨ぐのでかなりの高さがあります。こんなに立派な構造物なのに廃線跡であるというのが見た目と現実のギャップを感じさせますね。

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写真では左が名鉄小牧線、右がかつての桃花台線です。桃花台線もかつてこの場所に小牧原駅がありました。駅舎の建物が当時のまま残っていて、入口はシャッターで閉じられています。

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廃線跡沿いの道に面した側からの記録です。駅舎のほかホーム部分の目隠し用の柵も残っています。

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駅名の文字板も廃線当時のまま残っているようです。駅部分だけを見るとあまり廃線跡を見ているという実感はありませんでした。

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名鉄の駅から少し歩いて線路を跨ぐ歩道橋の上にやってきました。桃花台線の高架橋は撤去された案内軌条の土台(新交通システムの軌道の真ん中に等間隔で並んでいる四角い箱)が残っていました。標識や通信ケーブルの類はパッと見では見当たりませんでしたが、これだけの設備が残っていると車両の構造が見えてきます。
この後はさらに廃線跡を辿っていきます。この続きは明日掲載予定です。また見てください。
  1. 2020/12/15(火) 23:11:50|
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エコノミーキットで近鉄特急を作る(5.足元、見られてますヨ)

こんばんは。管理人です。今日の記事は模型製作記です。久しぶりの掲載となるシリーズ「エコノミーキットで近鉄特急を作る」の第5回をお送りします。
1ヶ月以上前に掲載した前回の記事で車体の塗装と装飾作業が完了するところまでを紹介したあとは製作自体がストップしていたのですがここからはペースを上げて工作していきたいと思います。

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これから製作を進めるのは床下周りです。今回製作する12410系の動力ユニットはグリーンマックス製品の旧タイプを使用します。

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まずは台車に手を入れていきます。実車ではモーター付き車両とモーター無し車両でブレーキの構造が異なるのですが、製品の台車は全てモーター付き車両の仕様に合わせられているのでブレーキシューを切除してモーター無し車両の台車を製作します。

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続いては床下機器の製作に取りかかります。手持ちの部品や買ってきたものを並び替えて配置したあとに塗装するのですが、塗装が難しい動力ユニットに付けるパーツは別パーツとして組み立ててから塗装後に接着することにしました。短冊形に切り出したプラ板の上に床下機器類を載せて、このプラ板ごと塗装すれば完成品模型のパーツのようにワンタッチで取り付けが出来ます。

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こちらは中間車のサ12560形用の床板です。4両編成の中でこの車両だけクーラーが屋根上と床下に分散配置されています。床下にあるクーラーの風洞は特徴的な形状ですのでプラ材から自作しました。資料写真を眺めながらこのキットに合うように採寸して、得意技"現物合わせ"で切り出したプラ板を取り付けました。

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裏面はこんな感じです。プラ材と既存の床下機器パーツとを組み合わせています。

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プラ角棒を細かく切り刻んでみました。こちらも自作風洞に使用します。

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車体と合わせてみました。いい感じです。

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モーター付き車両の床下機器は既製品の並び替えで対応しました。床下周りの工作が済みましたのでこのあとは屋根上の工作に移ります。次回の製作記はいつになるかわかりませんが近いうちに掲載できるようにします。
明日は「名鉄全線乗車企画」続編の記事で更新予定です。また見てください。
  1. 2020/12/14(月) 23:16:12|
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名鉄全線乗車企画(続編15.小牧線小牧駅)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第15回の記事で更新します。前回(番外編第7回)の記事では地下鉄の平安通駅までの活動の内容を掲載しました。

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地下鉄上飯田線の平安通駅から乗車する列車は普通犬山行きの名鉄300系です。車体には小牧線~上飯田線のラインカラーであるピンク色と名鉄の赤色の2色の帯が入っています。

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ピンク色の帯が目立つのであまり名鉄感が無いものの名鉄のロゴマークはしっかりと入っています。名鉄の車両形式における附番ルールでは地下鉄直通車には3桁の番号を割り振ることになっていて、名鉄豊田線~地下鉄鶴舞線系統で活躍する100系・200系に次ぐ地下鉄直通車両ということで300系となっています。この300系は20m級車体・片側4扉の車両規格で、小牧線~地下鉄上飯田線の車両はこの300系と名古屋市交通局7000形で揃えられています。

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小牧線の小牧駅で降りました。

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この駅は地下駅で2面3線の配線になっていて2番線と3番線が島式ホームです。昼間時間帯は犬山行きが1番線から、平安通行きが3番線から発車していますが、平安通~小牧の区間列車が運行される時間帯は2番線も使用されるようです。

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駅の外に出てみました。駅の入口の前に立ちはだかる大きな構造物が気になりますね。

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小牧駅の入口の前にあるのは大きな高架橋です。これはかつてこの駅から桃花台(とうかだい)ニュータウンという街まで運行していた桃花台新交通(ピーチライナー)という鉄道路線の廃線跡です。

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廃線跡の高架橋を詳しく見ていきます。駅前の道路を跨ぐ歩道橋があったのでそこから撮影しました。名鉄の駅がある真上にかつてはピーチライナーの小牧駅があったそうです。駅舎だった建物は既に解体されていますが、地上とホーム階との間にある踊り場のようなスペースはまだ残っていて、何かを撤去した跡があるようです。

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こちらも歩道橋の上からの撮影です。高架橋がラケット状になっています。ピーチライナーの実物は見たことが無いのですが、初めてその存在を知ったときに一番驚いたことが終点の駅には列車を転回させるためのループ線があって、列車には編成の片側にしか運転席が無いということです。

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下から見るとループ線の構造が分かりやすいです。新交通システムということで車両が小さいことは想像に難くないのですが、かなり小さい半径で曲がっていますね。列車の片側にのみ運転席を付けると列車の構造はシンプルになりますが、終点にはループ線が必要になるので建設費が無駄に高くなりそうなどと余計な想像をしてしまいそうです。

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駅前のバスターミナルです。結構な広さがあります。
この後はピーチライナーの廃線跡を辿るべく再び小牧線に乗車します。この続きは明後日に掲載します。
明日は模型製作記を掲載予定です。また見てください。
  1. 2020/12/13(日) 23:31:04|
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名鉄全線乗車企画(番外編7.名古屋市営地下鉄桜通線)

こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」の番外編第7回をお送りします。今回は名古屋市営地下鉄で唯一未乗車区間があった桜通線に乗車します。名鉄の路線や車両以外で、未乗車路線や気になった車両に乗った記録はこのシリーズの本編・続編とは別に番外編として掲載しています。

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地下鉄桜通線の名古屋駅にやってきました。この駅から徳重行きの列車に乗車します。

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車内に掲出されている桜通線の路線図です。起終点の駅を含めて全部で21駅あって、名古屋と今池で東山線、丸の内と御器所(ごきそ)で鶴舞線、久屋大通(ひさやおおどおり)と新瑞橋(あらたまばし)で名城線というように地下鉄各線と2回ずつ交わります。

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終点の徳重に到着しました。

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この駅は2線ある片側(写真では右側)が降車専用ホームとされていて、乗客を降ろした電車は一旦引き上げ線に入ってから乗車ホームに入線するという流れになっています。

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改札口付近は開放感のある天井になっています。6月末の活動で名古屋市営地下鉄に乗ったときに桜通線は中村区役所~久屋大通の区間に乗車して久屋大通~徳重の区間のみを未乗車のまま残しましたが、今回の活動では名古屋~徳重の区間を乗車したので徳重駅で名古屋市営地下鉄を完乗しました。

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駅前には名古屋市バスの停留所があります。

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駅に戻りました。
桜通線は他線との直通運転が無い線区ですが、車両の定期検査を鶴舞線の日進工場(赤池駅最寄・名鉄豊田線沿い)で行なう関係で車両の規格が鶴舞線と揃えられています。桜通線は全駅が島式ホームで扉の開閉は必ず右側になるのでワンマン運転を行ないやすいように運転席が車両の右側にある点は鶴舞線とは異なりますが、20m級車体で片側4扉のパンタグラフ集電という規格は同線と揃えられています。

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桜通線で新瑞橋まで戻って名城線に乗り換えます。

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名城線左回りの列車に乗って平安通で降りました。ここで上飯田線に乗り換えます。

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上飯田線は平安通~上飯田の1駅間だけの路線で、上飯田から先は名鉄小牧線になります。この後は小牧線方面の列車に乗車します。
次回からはシリーズの続編の記事に戻ります。明日もこの続きで更新予定です。また見てください。
  1. 2020/12/12(土) 23:21:23|
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ban7310

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