こんばんは。管理人です。今日は久しぶりに模型製作記を掲載します。「エコノミーキットで伊豆急8000系を作る」の第7回の記事です。
ずいぶん前に掲載した第6回の記事では3両+3両の6両編成のうち片方の編成(TB-2編成)のみに室内工作を施工しています。その記事の中で、動力付きの3両(TA-2編成)は新採用の動力ユニットの安定性に疑問が残ることから当面の間室内工作を施工しない旨を記していますが、扱いに慣れてきたことと来たるべく知り合いの方などとの交流会に向けて6両とも仕様を統一することにしました。

動力付きの3両編成のうち今回室内工作を施工するのは中間の動力車のみです。とりあえず頭を使って工作しなければならないであろう車両だけ先に施工してしまいます。伊豆急8000系に使用しているのはグリーンマックス製品のコアレスモーター動力ユニットで、この動力ユニットの形状に合わせたパーツを自作していきます。どれだけかっこいい作品よりも製作者の創意工夫が感じられる作品の方が見ていて楽しいので、自作パーツを多用して頭を使って工作することに挑戦しています。

まずは床板を模した長方形の板を切り出します。動力ユニットの上面には凹凸があるので、プラ板上面の歪みがなくなるように凹んでいる部分にはプラ棒を挿んでいます。(写真中の赤丸部分)

床板部分のプラ板を載せて、妻面寄りには隙間を隠すためのプラ板を付けました。

車体に嵌めるとこんな感じになります。東急の電車には貫通扉のある妻面と無い妻面があるので、扉が無く開口部が大きい妻面にこの隙間隠しの術を用いると効果覿面です。

動力ユニットを嵌めた車体を側面から見てみました。この製品は高さが低いのが特徴で、ユニット本体が車両の側面窓から見えないぐらい薄いです。これだけの車内空間が確保できる動力ユニットをエコノミーキットから製作する車両に採用するのは初めてになります。

床板部分にプラ材から自作した座席パーツを取り付けました。プラ材同士の接着には接着剤を使用していますが、室内パーツと動力ユニットとの間は接着剤による本体への影響を避けるために両面テープで貼り付けています。

室内パーツに色を付けました。伊豆急8000系の特徴でもある海側にクロスシート・山側にオリジナルのロングシートという配置を表現したほか、トイレ部分の壁も付けました。

窓から見えるクロスシートがかっこいいです。模型は遠くから見るものという認識でいますので、とてもいい雰囲気が出たと思います。

奥の方に見えるトイレの壁がアクセントになっています。殺風景になりがちな模型の車内が賑やかになったのでヨシ!
今回は久しぶりに模型の記事を掲載することが出来ました。現在製作中の近鉄特急はモチベーションの低下につき工作のペースがダウンしていますが頑張っていこうと思います。いつ完成するのだろう?
明日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の記事で更新します。また見てください。
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- 2020/11/26(木) 23:10:58|
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