こんばんは。管理人です。今日は大型シリーズ「名鉄全線乗車企画」続編の第6回の記事で更新します。今回は犬山線の犬山遊園駅からスタートです。

急行岐阜行きの5000系です。3300系・3150系と似た前面を持つ形式ですが、非貫通構造である点と帯の太さが異なる点で識別できます。この形式は1000系「パノラマSuper」からの機器流用車で、走行機器だけでなくパンタグラフ・クーラー・運転席周辺機器も流用しているのでどこか古めかしい印象を受けます。

これから乗車する電車も5000系でした。急行内海行きで知多新線を目指します。枇杷島分岐点まで犬山線・神宮前まで名古屋本線・太田川まで常滑線・富貴まで河和線を経て富貴からは知多新線に入ります。

富貴(ふき)を出発するところです。複線の河和線から単線の知多新線に入ります。

知多新線は路線名に「新線」と付くように名鉄の中では開業が比較的新しく、内海まで延伸したのは1980年です。複線化を見越して当初よりそのための用地が確保されているものの現在に至るまで全線が単線となっています。架線柱や高架橋の橋脚も複線分の広さがあるのが興味深いです。

富貴~上野間(かみのま)の区間にある別曽池信号場(べっそういけしんごうじょう)です。列車の行き違いを行なわないときは進行方向に関わらず1線スルーで直線側を通過しますが、行き違い列車があるときはどちらが先に来ても進行方向左側の線路に入ることになっています。乗車した内海行きはここでは行き違いを行なわなかったので直線側を高速で通過しましたが、行き違いを行なう場合に富貴方面行きが先に来て信号待ちをする場合は内海行きが分岐側を低速で通過します。

複線分の大きさがあるトンネルを単線で使っているので広々としています。

野間~内海の区間にある未成駅の小野浦駅(仮称)です。途中まで作ったところで計画変更によってここには駅を設けないことになったので駅として開業することはありませんでした。ホームと階段が少しだけあります。

終着駅が近づくにつれて乗客が少なくなってくるので乗車した5000系の車内を記録しました。車体の製造は2000年代と新しいので新型車両と比べても遜色ない仕様ですが、走行機器が流用品の直流モーターですのでモーター付き車両の床面には点検蓋があります。

終点の内海が近づいてきました。
この後は知多新線の各駅を順番に巡っていきます。明日もこのシリーズの続きで更新します。また見てください。
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- 2020/11/24(火) 22:59:59|
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