こんばんは。管理人です。今日は模型製作記「エコノミーキットで近鉄特急を作る」の第3回をお送りします。今回は中間車の車体を製作していきます。

まずは先日の実車取材で得た資料から1枚。今回製作する12410系の中間電動車モ12460形です。阪伊特急基準で大阪寄りにパンタグラフ、伊勢寄りにトイレと洗面所を備えています。

実車資料を基に加工していきます。写真上が切り出す前の側面板で写真下が改造後の側面板です。改造用に付属している窓埋めパーツを使用して車体更新時に窓が塞がれた現在の姿を再現します。モ12460形側面の加工はこれで終わりです。

ここからはモーター無し車のサ12560形の製作に入ります。写真はまだ何も加工していない状態の側面板です。

サ12560形の実車資料です。3両編成だったNN11~NN14の4両化の時に組み込まれた車両で、トイレ・洗面所・車販準備室といった付帯設備を一切備えていないので客室がとても広いです。ちなみに12410系は全部で5編成ありますが、ラストナンバーのNN15だけはデビュー当初から4両編成でした。

側面板を扉の横で切断して、扉部分を矢印で示したように切断面の反対側に持っていきます。もう片方の側面板も同様の加工を施します。

移設する扉と側面窓との接合部分は写真では青矢印で示しました。開口部の天地方向の寸法と床面からの高さがどの窓も同じでしたので、窓と窓の間の柱を切り取った上で他の窓と寸法が揃うように微調整を行なって接着します。扉横に新設した窓のちょうど真ん中あたりに切り継ぎ加工の接合面が来るようになっています。また、窓寸法の調整に伴って車体の長さが3mm程足りなくなるので車端部に余った側面板を継ぎ足して対応しています。パッと見分からないと思われますので多分これで大丈夫です。寸法ヨシ!

切り継ぎ部分は裏からプラ材で補強しています。強度ヨシ!

切り継ぎ加工が終わったので下地塗装としてプライマーを吹き付けました。4両編成で切り継ぎ加工12箇所と窓埋め9箇所を施工しました。説明書に書いてあった文章の割にあっさりとした加工でした。
ここまでは大した工作ではなかったのですが、この後の工程がとてもややこしい工作となりした。続きは別の話題を挿みながら後日掲載します。明日は管理人の活動記で更新予定です。また見てください。
★おまけの1枚

本日、家族の誰がが無事に誕生日を迎えることが出来ました!
例によって誕生日を迎える家族が2個いただけるルールになっておりますが、本日誕生日を迎える家族は、コレステロールが気になる人らしいので、協議の結果、当人と管理人が1.5個ずついただくことになりました。めでたしめでたし。
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- 2020/10/21(水) 23:26:18|
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