こんばんは。管理人です。今日は久しぶりの模型製作記「エコノミーキットで伊豆急8000系を作る」をお送りします。前回(8月29日)の記事は第4回として掲載しましたので今回は第5回になります。車体周りの製作は完成しているのでここからは車内の工作を進めていきます。

まずは床板を取り出します。作る○しみいっぱい!!ということで、"錘を載せた"GMエコノミーキットの床板に加工をします。

ここで登場するのがお友達のプラ板君です。普段から0.3mm,0.5mm,1.2mmの3種類の厚みの板を使っています。

同じサイズに切り出した1.2mm厚のプラ板を床板の両端に2枚重ねて載せます。真横から見るとミルフィーユの断面のように見えなくもないです。

次に、重ねたプラ板の上を橋渡しするイメージで細長く切り出した0.5mm厚のプラ板を載せます。これで室内工作の土台が出来上がりとなります。エコノミーキットの床板に錘を載せるとその分の厚みが余計に存在するので室内工作には不向きで、それを避けるために錘を載せないままにすると車両が軽いので走行安定性が低下します。今回は錘を覆って見えないようにしてその上に座席を作りたいと思います。"走らせる"鉄道模型を如何にして精密に仕上げるかという領域に挑戦しています。

座席パーツも全てプラ板から切り出して用意しました。伊豆急8000系の特徴の1つでもある海側のみに配置されたクロスシートを再現します。クロスシート部分だけで座面・背もたれ・肘掛けを1両あたり12個ずつ切り出して組み合わせます。山側のロングシートは東急時代のまま残っていて種車の室内更新・未更新によって仕切り板の有無が異なるのでそこも作り分けています。

続いては先頭車の乗務員室仕切り壁を製作します。座席パーツも仕切り壁も基本的には得意技の1つである"現物合わせ"で工作しています。同じものを何百個も作るわけではないしそもそも正確な寸法なんて測れないから大体の大きさで切ればいいだろうという感じでいつも工作しています。仕切り壁は先頭車にしかなく、クロスシートにしても1両に12脚×6両分作ったところで72脚しか作らないので同じことを繰り返していればそのうち手が慣れてきます。

仕切り壁を起こしました。

先頭車は乗務員室の内部も全てプラ板で作っています。
この後は各パーツ毎に色を付けていきます。続きは別の記事を挿んで後日掲載予定です。明日は管理人の活動記で更新予定です。また見てください。
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- 2020/09/24(木) 23:25:35|
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