こんばんは。管理人です。「奈良交通八木新宮線に乗る」の第2回です。高速道路を使わないバス路線では日本最長距離を走るバスに乗っています。今回は最初の休憩地点である五條バスセンターからスタートです。

バスの行き先表示です。十津川温泉・本宮大社前経由新宮駅と表示されていますが、LED表示器の特長を活かして先へ進むにつれて経由地表示を変えながら運行します。

八木新宮線専用車の車体には経由する沿線自治体を紹介するラッピングがされています。各自治体の名所などが紹介されています。

車体リア部分には和歌山県のマスコット「きいちゃん」と奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」が手を取り合っているイラストが八木新宮線の路線図と共にあります。

バス停ポールに掲出されている運行系統図です。図の真ん中より上にあるのが大和八木駅で、下の方に記されている長い線が八木新宮線です。他の路線と比べるととても長いのがわかります。

五條バスセンターはイオンモールに隣接していて、10分間の休憩ではこの中のトイレを使うことが出来ます。大和八木駅からここまで大体1時間で、次に休憩出来る上野地まではここから約2時間です。

五條バスセンターの次は五条駅停留所に停まります。国道からは一旦外れて駅前まで乗り入れます。ちょうど和歌山線の列車が停車中でしたが新しい227系に変わっていたのが新鮮でした。まだ見慣れないですがかっこいい車両ですね。ちなみにこの五条駅を過ぎると終点の新宮駅まで鉄道の駅と接続する場所はありません。

バスはしばらく奈良県五條市内を走行します。この辺りからは国道168号線を進んでいきます。写真はその168号線沿いにある猿谷ダムの貯水池です。ダム湖と呼ばれるものでいい景色でした。

国道168号線は所々改良されている区間があるのですが、改良後の新道が国道指定されている区間と集落を通る旧道が国道のままになっている区間とが混在しています。八木新宮線は地域の生活路線としての役割を担う部分が大きいので、国道かどうかは関係なく出来るだけ集落の中を通るルートが採られています。写真は国道指定されている新道から脇道に入るところです。狭い道ですがこの奥に集落があるのでしょうか。

閉君停留所(とじきみ)に着きました。上写真の脇道を入った先にあります。柵の奥に見えるのが国道168号線で、この停留所を通るためだけに脇道に入ってからここで転回して再び来た道を戻ります。

さらに進んだところで大和八木駅行きの特急302系統の第2便とすれ違います。八木新宮線は特急301と特急302共に1日3便ずつ設定があります。どちらの系統も第1便は反対方向のバスと3回すれ違うダイヤになっています。
もうすぐ次の休憩地点である上野地(uenoji)に到着します。路線のおおよそ中間地点となります。
明日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/08/20(木) 23:27:46|
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