こんばんは。管理人です。模型製作記「エコノミーキットで伊豆急8000系を作る」の第2回です。今回も車体の基本的な加工です。

屋根上の配管工作に入りますが、伊豆急8000系には熱海寄りがクハのTA編成と伊豆急下田寄りがクハのTB編成の2種類があってそれぞれ組成が異なるのですが、TB編成に入っているクモハ8250形という車両は東急8000系のクハを電装した車種で、それに伴ってパンタグラフが追設されているため他の車両とは趣が異なるところを製作します。
まずは電気工作のパーツを売っているようなお店で太さの異なる2本の導線を買ってきて工作スタートです。配管を通すところには予め鉛筆やシャープペンシルで線を引いておくと頭の中でイメージしやすくなるので作業がしやすいです。

全ての配管を通し終わりました。屋根上の両サイドに施工したのでかなりの長さを作業しました。

パンタグラフ周りのヒューズボックスにも細い導線を通しています。これをやるかやらないかで完成後の見栄えが変わってくるので少し頑張って工作したいポイントです。
また、パンタグラフの設置に伴って冷房装置が撤去された箇所に載っている小型クーラーですが、こちらは自作しました。手持ちの余りパーツの中から何かはわからないものの台形状のパーツが見つかったので、それをプラ板で嵩増しして対応しています。ディティールに関わる部分は極力サードパーティのパーツ類を使いたくないので、安価で手に入る部品か自作部品かのどちらかで如何にそれらしく見せるかというところに挑戦しています。

続いては床板の加工です。先頭車にスカート(排障器)を取り付けていきますが、グリーンマックスから製品化されている東急1000系1500番台(池上線の緑色の編成、元日比谷線直通用)のスカートが形状的に近かったので分売パーツを入手しました。本来の床板に付けるための台座部分を全て切り落としてTNカプラーに直接接着します。見栄えと機能性を両立した結果このような方法に落ち着きました。

トイレは編成中に必ず1つ設置されていて、TA編成はモハ8200でTB編成はクハ8000にあります。モハ8200には動力を入れるので窓埋めだけの改造に留めましたが、TB編成のクハ8000は室内の壁も作っています。屋根板と床板で蓋をすればあまりよく見えないのですがあくまでも自己満足の工作です。模型製作はこういうことがよくあります。

今回の動力はグリーンマックスから発売されているコアレスモーター動力ユニットを使用します。現在の仕様で販売されているエコノミーキットはこの動力を入れることを想定した説明書が入っているのでその内容に沿って加工を進めればすんなりと嵌ります。

台車枠と床下機器は別売りですので車両に合うものを調達します。台車枠はレリーフ状になっているので横から差し込むだけの簡単な仕様です。

早速車体の塗装に入ります。薄い緑色と水色の2色帯なのですが、緑帯の色をどうやって作れば良いかわからなかったので(父)に作ってもらいました。とてもいい色です。
この後はシルバーの塗装と各種装飾に入ります。明日も管理人の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/08/19(水) 23:30:38|
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