こんばんは。管理人です。今回からの新シリーズ「奈良交通八木新宮線に乗る」です。8月1日に行ってきました。
奈良交通バスの八木新宮線というのは、近鉄大阪線・橿原線の大和八木駅から奈良県をほぼ縦に貫き和歌山県にあるJR紀勢本線の新宮駅までを結ぶバス路線で、全長166.9kmで停留所が167あり、所要時間が約6時間30分掛かるという高速道路を使わないバス路線では日本一の距離を走る一般路線です。

大和八木駅前のロータリー内に待機中のバスです。八木新宮線は基本的には専用車で運行されていて、帯色が他の奈良交通のバスと異なるのでよく目立ちます。今回乗車するのはいすゞ製のエルガ1027号車です。現在の専用車は全て車椅子・ベビーカー対応のノンステップ車両です。

近鉄大和八木駅の南口を降りてすぐのところにあるバスの発車案内表示です。南口から発車する他の路線の下に9時15分発の新宮駅行きが案内されています。

バスが乗り場に入ってきました。南口2番乗り場から出発します。

車両の行き先表示です。この路線は不慣れな乗客(外国人など)の誤乗防止のために新宮行きが特急301系統、大和八木行きが特急302系統と番号が付けられています。

車内の案内表示です。次の停留所や運賃を表示するほか主要な停留所までの所要時間も表示します。大和八木駅の時点では途中に休憩する五條バスセンター・上野地(uenoji)・十津川温泉と終点の新宮駅までの時間が表示されます。

八木新宮線専用車は車内の座席が観光バスのような背もたれの高いタイプになっています。長い時間乗ることを想定しているようです。

大和八木駅を出発して最初に通る鉄道の駅が近鉄南大阪線の高田市駅です。

忍海停留所(おしみ)に隣接する奈良交通の葛城営業所です。乗車している八木新宮線を含む国道24号線の周辺を運行する路線を管轄しています。

近鉄御所線(ごせせん)の終点御所駅前にある標識です。駅前を通っているのが京都市内と和歌山市内を結ぶ国道24号線で、この駅前で分かれるのが奈良県道213号線です。近鉄が運営する葛城山ロープウェイの葛城登山口駅までアクセス出来る道で、ロープウェイの駅まで奈良交通バスが運行していますが本数が少ないので5年ぐらい前の近鉄全線乗車のときに歩いたことがあります。

近鉄御所駅停留所からさらに進んで宇野停留所を通過しました。この辺りでは国道24号線とJR和歌山線が併走します。和歌山線の五条~北宇智の間になりますが、近鉄線もJR和歌山線も乗ったことがあるので今回路線バスで通ったことで周辺の土地勘がわかるようになった気がします。
バスは間もなく最初の休憩地点である五條バスセンターに到着します。ここまではまだまだ序の口ですのでこれからじっくりと記事にしたいと思います。
明日は(父)の記事で更新します。また見てください。
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- 2020/08/17(月) 23:34:03|
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