こんばんは。管理人です。7月18日の大垣シリーズの第3回です。今回は大垣駅から樽見鉄道に乗車します。

大垣駅のJR線ホーム上にある樽見鉄道の乗車券売り場です。樽見線の列車は朝の数本を除きこの奥の切り欠きホームから出ています。

全線の往復運賃より安い1日乗車券を購入して停まっている列車へと向かいます。沿線の商業施設「モレラ岐阜」のラッピング車両が停まっていました。

これから乗車するのはハイモ330-702という車両です。樽見鉄道の車両はハイスピードモーターカーの略であるハイモにエンジン出力の数字を合わせた形式名が付いていますのでこのハイモ330-700形のエンジン出力は330馬力となります。

大垣駅を出てしばらくの間はJR東海道線と併走し、隣の東大垣駅を過ぎると線路が離れます。写真奥に見えている線路が東海道線です。

モレラ岐阜駅です。駅のすぐ傍にある大型商業施設の名前がそのまま駅名になっていて、大垣方面からこの駅まで乗車するお客さんがかなり多い印象でした。

さらに進んで本巣駅(もとす)で列車交換があります。この日運用されていたのは乗車したハイモ330-702と特別料金不要の観光列車「ねおがわ」のハイモ330-701でした。どちらも新潟トランシス製の新しい気動車で、非電化の第三セクター私鉄では見かける機会が多く関西圏では滋賀県の信楽高原鐵道(旧国鉄信楽線)で見られます。

この駅には車庫が隣接していて、乗務員交代も行なわれるので運行の拠点といった感じでした。

樽見鉄道も第三セクターの私鉄ですが、大垣~神海(こうみ)の区間が国鉄の赤字83線の転換路線、神海~樽見が日本鉄道建設公団の建設線だった経緯があり、国鉄時代は美濃神海(現在の神海駅)までの路線でしたが3セク移管後に公団の建設線を完成させて延伸を果たしました。そのため神海駅を境に線路規格が異なっていて、神海より先は線形がとても良いです。写真は鍋原(なばら)~日当(ひなた)間の車窓で、トンネルと橋梁が連続しているのでトンネルを抜けた瞬間の渓谷の眺めが美しいです。

終点の樽見駅に到着しました。山に囲まれてはいますが拓けた場所が路線の終着駅となっています。

駅前のうすずみふれあいプラザという建物です。実質この駅の駅舎で、うすずみというのはこの地域の有名な薄墨桜から来ているようです。
次回は再び大垣駅に戻ります。明日は管理人の別の話題で更新予定です。また見てください。
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- 2020/08/10(月) 23:33:37|
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