こんばんは。管理人です。名鉄全線乗車企画の第10回です。今回は朝夕のみ運行の築港線に乗ります。

列車が大江駅に入線するところです。他線との直通は無く一駅間の折り返し運行のみとなります。

築港線は基本的に5000系での運用です。LED式の種別・行き先表示は「普通」のみ表示して、行き先はLED表示を使わずに「大江←→東名古屋港」と書かれた板を乗務員室内から出すという変わった方法が採られています。

途中にある線路同士の平面交差です。交差する線路は名古屋臨海鉄道の東築線という貨物線で、JR東海道線と繋がっているので豊川にある日本車両で製造された新車の搬入にも使われるようです。全国的にも珍しいほぼ90度の角度で交差するダイヤモンドクロッシングです。

東築線と築港線を結ぶ線路です。

列車の終点の東名古屋港駅に到着しました。訪れたのは日曜日ということもあってか利用者は少なくどこか寂しげな雰囲気でした。

旅客列車の運行は東名古屋港駅までですが、線路はその先の大江埠頭まで伸びています。時間の都合でそちらを見に行くことは出来ませんでしたが、貨物の取扱も含めて趣味的には大変面白い路線です。

この駅では時間の余裕があったので乗ってきた電車を見送りました。全線で1閉塞となっているので次の電車も同じ車両が来ます。

駅の横には名古屋市バスの大江町バス停があります。駅自体公道に面していて路線バスもあるのでどこかの海○浦みたいに電車を逃すと駅から出られないなんてことにはならなさそうですね。

この路線で運用される5000系という電車は1000系パノラマSuperからの機器流用車で、3300系などと似たステンレス製車体と直流モーターの組み合わせが名鉄の中では異彩を放っています。全車特別車だった1000系の余剰となった車両の機器が使われているので種車によって台車が異なります。

車体が新しいので内装も同年代の新車に準拠した仕様に合わせられていますが、1000系パノラマSuperと同じ走行音を通勤車でも楽しめます。
このあとは大江駅に戻ってから次の目的地へと向かいます。
明日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/07/23(木) 23:37:01|
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