こんばんは。管理人です。今回は模型の記事で更新します。GMエコノミーキットで東急7700系を作っています。前回までで車体がほとんど出来上がったので第5回となる今回は屋根上の工作に取りかかりたいと思います。

屋根の塗装が完了した段階の写真です。(父)が大きな103系の塗装を進めるタイミングでそれと同じウレタン塗料を鉄コレ113系3800番台(先日掲載)の分と合わせて塗ってもらいました。

先に完成した113系の屋根を取り外して7700系分の3枚が残りました。パンタグラフ周りの配管は自作のパイピングを行ないました。ヒューズボックスに銅線を通したので個人的には割とリアルに出来たかなと思います。

車体と合わせました。今回製作するのは7903Fで、先頭車と中間車でランボードの大きさと雨樋の位置が異なりますので造り分けをしています。中間車の大きいランボードはこのキット付属の改造パーツを使用し、先頭車の小さめのランボードはGM製の汎用品がサイズ感がちょうど良かったのでそれを使用しています。先頭車の雨樋はキットの屋根と仕様が異なるので自作しています。薄いプラ板を細く切って雨樋を作るので歪みやすく結構気を遣います。
7700系の屋根上は7000系からの改造時期によって形態差があり、初期改造のクハ7901-デハ7801-サハ7951-デハ7701,クハ7902-デハ7702,デハ7803-サハ7953の8両は低い位置にある7000系時代のの雨樋はそのままで屋根上に大型ランボードを新設していて、デハ7802-サハ7952,クハ7903-デハ7703と7904F以降の改造車は雨樋を従来より高い位置に新設していて屋根上ランボードは小型であるという違いがあります。両方のタイプの屋根が混在する7903Fをプロトタイプとしたので今回の製作の中でも特に主張したいポイントです。

続いてはクーラーの塗装に入りますが、これも(父)の進物用のKATO阪急6300系のクーラーを塗装するついでに同じ色を塗ってもらいました。管理人が自分で塗装したのは床板と車体だけです・・。(車体が一番大事なのですが・・)
クーラーはキット付属の改造パーツを使用しましたが、9000系や8500系8637F以降の増備車が搭載している角ばった形状のものでしたので肩部分を斜めに削って7700系の実車に近づけています。

(再掲載)
実物の7903Fの観察資料です。昨年11月に養老鉄道の大垣駅で撮影しました。今回は模型趣味誌のほか養老線で撮影した写真を基に製作を進めました。

床板の方は先頭部分にプラ棒から自作したATS車上子を取り付けました。この後色を付けます。

エコノミーキットを製作していく過程では、製作した車両をどうやってケースに収めるかという問題があると思います。一般的には量販店や中古模型店で空ケースを購入する場合がほとんどと思われますが、18m級車体の3両編成がちょうど収まるケースは滅多に出物が無く、同じケースに入れるような車両を製作又は購入する計画もないので自作することにしました。
材料は100円均一ショップで購入した仕切りつきケースとお風呂マットです。2つで200円+税と大変リーズナブルです。

ケースの仕切りを利用して隙間に切り刻んだお風呂マットを詰め込んでいきます。車端部にはマットの耳の部分を入れてあります。お風呂マットが大きすぎて入らない箇所にはプチプチと呼ばれる梱包シートを丸めたものを使います。ケースの仕切りが3分割になっていて大きさもちょうどよかったので綺麗に収まりました。

ペイントソフトで作った表紙を貼り付けて車両ケースの出来上がりです。
後は塗装が乾くのを待ってから部品を合わせて完成となります。完成報告はこのシリーズの次回記事で掲載します。
明日は今のところ(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/05/14(木) 23:30:34|
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