こんばんは。banban(父)です。
今日も小ネタです。お片付けのお礼でいただきました書籍の紹介の最終回は古い時刻表です。

まずは昭和35年6月号です。大判の時刻表が登場する前の時代はこのサイズが主流だったようです。120円という価格も気になります。当時の物価からすると結構高価なものだったのでしょうか。

古い時刻表を見始めて、まず気になるのが路線図です。その時代の路線図を見ると、現在はまだ開業していない路線や区間があったり、逆に廃線になってしまった路線も多くあったりと、とても興味深いです。この年月号の路線図を見ますと、大阪環状線が全通していなかったり、尼崎港駅があったりと、現在と比較しても相違点が結構あります。

東海道線の時刻表のページです。東京→豊橋までが1つのページにおさまっていますが、優等列車の多さが目に付きます。また行き先も多岐に渡り、見ているだけでも想像力が膨らみ飽きません。普段読書は全くしない(父)ですが、この時刻表はかなり時間をかけて熟読しました。

京都駅の番線案内もありました。新幹線はもちろん無い時代ですが、近鉄も奈良電時代なのですね。歴史を感じます。

続きましてはもう1冊。昭和43年10月号です。言わずと知れた、ヨンサントーのダイヤ改正が行なわれた月です。

巻頭のお知らせ欄にも記載されていましたが、簡単に書かれていました。鉄道ファン的には世紀の大改正と謳われるくらい有名なダイヤ改正と思いますが、時刻表的には、それほどではなかったのでしょうか。それとも現在が大袈裟過ぎるのでしょうか。

路線図を見てみます。
この時代で一番印象に残るのは北海道の路線図でしょうか。とにかく路線が多いですね。赤字廃止路線の話題が出る以前の活気があった時代だと思います。北海道に限らず、港や炭鉱に繋がる路線など枝線が多いのも特徴的です。

新幹線は開業していました。東京-新大阪で本数も少なくシンプルです。当時の人が現在の新幹線のダイヤを見たらどう感じるのか気になります。そう思えば東海道新幹線の現在のダイヤってすごいですね。線路は変わっていないのに本数は倍近く増えてる感じがします。

地元の山陰線のページを見てみました。
現在と大きく異なるのは、優等列車の本数と、運行距離の長さでしょうか。普通列車なのに京都→益田とか京都→浜田とかが普通に運行されています。こんな列車で旅がしたかったです。

最後は優等列車の編成表です。特急、急行、電車、客車、いろいろな列車がたくさん記載されていました。現在とは比較になりませんが本数も、編成両数もとにかく多くて、見ているだけで楽しいです。ワクワクします。
こんな感じで古い時刻表をじっくりと眺めて楽しむことが出来ました。
明日は今のところ管理人の記事で更新予定です。また見てください。
スポンサーサイト
- 2020/04/16(木) 23:29:30|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2