こんばんは。管理人です。活動ネタが無くなったときに時々お届けする(かもしれない)新シリーズの記事です。今回はこれまでの活動の中から「連接バス」というテーマでお送りします。

神姫バス(兵庫県)の連接バスです。写真は神戸市内のウォーターフロント地区での連接バス運行の実証実験の記録です。専用のLED表示が用意されたほか、この運行があった2019年はラグビーのワールドカップが日本で開催され神戸での試合もあったことから期間限定のラッピングが施されました。

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普段は平日にJR福知山線の新三田駅・三田駅から関西学院大学までを結ぶ路線や土休日に三田駅から神戸三田プレミアムアウトレットを結ぶ路線などで活躍しています。連接バスは車両の全長が約18mあり大量輸送に適しているので、大学や大型の商業施設などへ向かう路線、または都市部の循環路線などで運行される事例が多いようです。

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車内の通路がとても長いです。

しかし連接バスは車両が大きい分、車長・車幅・軸重などで日本の法律で定められた規格を超えてしまうので運行には様々な制約があります。そのため走行する全ての区間で特認を受けなければならず、決まった路線で固定ダイヤで運行する事業者が多いのは特認の手続きなどが複雑化するのを避けるためでもあります。

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こちらは奈良交通(京都府)の連接バスです。近鉄京都線新祝園駅・JR片町線祝園駅から京阪奈学研都市を結ぶ通勤路線で平日の朝夕時間帯のみ運行されています。土休日は連接バス自体の運行が無いので通勤輸送に特化した運行形態となっています。

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続いては西鉄バス(福岡県)の連接バスです。"Fukuoka BRT"という名称で博多・天神の繁華街から博多港国際ターミナルへと向かう路線で運行されています。市内を循環する経路になっていて、博多港を出て天神→博多駅の順に回る便と博多駅→天神の順で回る便が設定されています。毎日運行でかつ本数が多いのと、市内循環ということもあって交差点をいくつも曲がるのでマニア的には面白い路線です。
今回はこれまでに乗ったことがある日本国内の連接バスをまとめてみました。現在国内で運行中の連接バスは全て外国製の車両ですが、6月頃には初の国産連接バスの運行開始が予定されているみたいなので期待が高まりますね。
明日・明後日は(父)の記事で更新予定です。また見てください。
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- 2020/04/13(月) 23:33:33|
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