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banbanさんの鉄道日記

京都在住の鉄道好きが送る活動日記です。

2020冬の首都圏旅行記(10.都バス撮影~フルフラットと燃料電池)

こんばんは。管理人です。首都圏シリーズの第10回です。このシリーズも終わりが近づいてきました。今回は東京都内を走る都バスの撮影・乗車記です。

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都バスで撮影したかった車種の1つであるフルフラットバスです。この車両はスウェーデンのスカニア社製シャーシにオーストラリアのヴォルグレン社製車体を架装している外国製の車両です。
車両後方まで段差が無くスムーズな乗り降りが出来るバスを東京都交通局が導入するにあたり、日本市場ではそのようなバスは十数年前に製造終了となっていて現在製造出来るラインも皆無と思われますので、海外製で定評のあるスカニア&ヴォルグレンの組み合わせを採用することとなりました。

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エンジンを車両のリア部分に搭載することでフルフラットな車内を実現しています。エンジンが載っている部分は屋根が少し高くなっています。排気口が行き先表示の横にあるのは外国製ならではといったところでしょうか。

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車両後方の様子です。壁の後ろにエンジンが搭載されているので背後から走行音が聞こえてくる感覚です。座席の形状はこの車種オリジナルのものですが座面には東京都のキャラクター「みんくる」が描かれています。

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車両後方の座席から前方を見た構図です。段差の無い通路が特徴です。ただ、車両後方の床を低くしているのでタイヤハウスの出っ張りが大きくなるのがフルフラット構造の欠点ですが、それでも前後の車内移動はしやすくなっているのはさすが外国製だと感じました。

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一部の座席のみではありますがUSBケーブル対応の充電設備が付いているのも特筆されるポイントです。一番前の2席と中扉より後の窓側4席のみの取り付けですが場合によってはありがたい設備かと思います。

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続いて乗車したのは燃料電池バス(水素バス)です。この車種はトヨタ自動車製の電気バスで、水素から電気を作る燃料電池を搭載しています。水素を充填して走るので排気ガスを出さず、とても環境に良い車両として最近注目されています。車両側面にある"H2水素"の表記もかっこよかったです。

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屋上に電池を搭載していて物々しいリア部分ですね。

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最初に乗車したのは東京駅丸の内口から東京ビッグサイトまでを結ぶ都05-2系統でした。東京駅丸の内口の丸屋根駅舎と一緒に記録しました。
エンジンは無くモーターで走るので走行音はとても静かで、モーター音自体も耳を澄ましていないとよく聞こえないレベルで静かです。モーターの音よりもニーリング(扉開閉時に車体を傾けてバス停との段差を小さくするためのサスペンション機構)の音のほうがよく聞こえるという印象です。

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車内は青色の座席が並んでいます。開放的な車内がよかったです。

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カラーリングは他の都バス車両とは全く異なる仕様になっています。白と黒をベースとして車端部に青色のグラデーションが入っているのがかっこいいですね。
今回の旅行では特徴的な路線バスをじっくりと記録出来ました。このシリーズは次回が最終回となります。
明日は(父)の記事で更新予定です。今のところ阪急正雀車庫観察記の予定だそうです。また見てください。
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  1. 2020/03/11(水) 23:23:06|
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