こんばんは。管理人です。昨年末の紀伊半島を1周する旅の記事の第5回です。JR紀勢線を和歌山に向かって進み、御坊駅で途中下車しました。

御坊駅の0番線に停車中の紀州鉄道の列車です。御坊駅で降りた目的というのがこの路線に乗ることで、とりあえず車止めの記録だけを済ませました。

今回乗車したのはKR205号車で、元々は信楽高原鐡道で走っていた車両です。信楽線時代はSKR205という車番でしたが現在は"S"が塗りつぶされています。

御坊駅から数分で終点の西御坊駅に到着します。この路線は全長が2.7kmと短く、千葉県の芝山鉄道(東成田~芝山千代田:2.2km)に次いで全国で2番目に営業距離の短い私鉄として知られていますが、芝山鉄道は全ての列車が京成線に直通するので感覚的には紀州鉄道の方が短いと思いました。

駅名標です。ふりがなが振ってある親切な仕様ですね。

この駅の駅舎はキャラリーのような感じで開放されています。この路線の昔の写真が数多く展示されていて見ごたえがあります。

車止めの先はバリケードのように塞がれています。何だか物々しい雰囲気さえ感じます。

現在の終点は西御坊ですが、かつてはこれより先の日高川駅というところまで路線があったそうです。廃線跡は今でも残っていて興味深いものです。

西御坊から2駅歩いて紀伊御坊駅にやってきました。ここの駅前にはかつて紀州鉄道で活躍し人気のあったキハ603が保存されています。このときは車内には入れませんでしたが本屋のように改装されていました。

紀伊御坊駅に隣接する車庫で休車中のレールバスです。元々は北条鉄道の車両ですが、現在はKR205が主力のようでこの車両はあまり走っていないようです。

紀伊御坊駅は有人駅なので切符を購入しました。今では珍しくなった硬券でした。
このあとは再び御坊駅に戻りJR線で旅を続けます。このシリーズはあと1回の予定です。
明日は(父)の記事で更新予定ですが、旅の続きか小ネタかは明日に決めるそうです。また見てください。
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- 2020/01/10(金) 23:18:32|
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